一日消防長・琴欧洲関

佐渡ヶ嶽部屋大関琴欧洲関に、本市の一日消防長を務めていただきました。大相撲春場所を控え、松原市田井城に宿舎を構えていることから、今回で二度目のお願いとなりました。私は全国で一番の市長(身長が)と、よく紹介に入れさせていただきますが、私の身長(188cm)をはるかに超える高さでした。市民の方にも多くの観覧をいただき、火災予防の啓発として多くの方に周知ができたと思います。最後の記念撮影の時に「この写真ブログにアップしていいですか?」と言う、大関のチャーミングな一面にますますファンになりました。「琴欧洲関、大阪場所前の忙しい中、本当にありがとうございました!」そして「大阪場所頑張ってください!!」

話は変わりますが、最近は松原市にとって不名誉なことが続きました。市民の皆さんには大変申し訳なく、この場をかりてお詫びを申し上げます。琴欧洲関を一目見たさに多くの市民がおられましたので、訓練の講評にてあえて消防職員にこう言いました。「どの部署であっても、それぞれの部署・全職員が今回の問題を全職員の問題と捉えるように」そして「公正・公平な事務の更なる徹底を図り、法令を遵守するように」更には「放火の件もそう。放火だから防ぎようが無いではなく、火災の無い・防災・防火の観点から、まちの保安といった消防職員の活動にも期待をしている」と訴えさせていただきました。
なぜなら、消防だけとは言いませんが、職員提案制度にて私に提案メール(昨年より実施しています)をしてきた消防職員が、まだ一人しかいないからです。松原市の安全を守る部署としては、これだけの職員がいるのに情けないと思いました。本庁や他の出先機関もそうですが、僕の施政方針を読んだ職員がどれだけいるか!?これからは、健康と『安全』に重点を置くと言いましたが、この言葉の意味を理解している、消防職員がどれだけいるのか?そう思えたからです。以前も申し上げましたが、何も無いのは何もしていない(考えていない)のと一緒です。日々の業務の忙しさを言い訳にせず、本庁以外の職員からの提案も切に望みます。