挑戦の年

明けましておめでとうございます。皆様には、平成22年の新春をお健やかにお迎えのことと、心よりお慶び申し上げます。まだまだ、先行きに明るい兆しが見えない中、本市にとっては今後も厳しい社会状況となることが予測されます。しかし、後ろを向いているだけでは何も変わりません。きちっと反省しつつも、前を向いたメッセージをどんどん発していきたいと思います。
経営の神様と言われる松下幸之助さんの言葉で「好景気良し。不景気なお良し。」という言葉があり、非常に感慨深い言葉だと思います。なぜなら、好景気時にはできなかったことが、不景気時には試すことができるからです。行政でも同じです。苦しい時代こそ、新たな挑戦を試みることができます。正にピンチはチャンスなのです。
今年は私にとって、そして松原市にとって大きな挑戦の年となります。一つ目に、就任後初となる本予算を組ませていただきます。そして二つ目に、今後の松原のまちづくりを決める、まちづくりの指針となる第4次総合計画を策定いたします。正に挑戦元年となるわけです。
市役所庁舎入り口に掲示しています、恒例の今月の職員へのメッセージでは「仕事には、自分の思い以上の結果はない」〜まちづくりに限りなし!〜と、書かせていただきました。『自分が思っている(目標)以上の、仕事においての成果はありえない』という意味です。すなわち、まちづくりへの思いに限りはないのです。常に『志』高く仕事をしてまいりたいと思います。また、本年は松原市政55周年を迎えます。松原市として、新たなまちづくりのビジョン(志の高い目標)を持ち、山積する諸問題に対し職員一丸となって立ち向かっていく(挑戦していく)ことを心に誓って、新年の挨拶といたします。本年も宜しくお願い致します!