マツバラ アリス プロジェクト

先日、私のもとへ手紙が届きました。差出人は本市の児童・生徒からです。中身を見ますと“私たちの取り組みを見にきてください!私たちは国際宇宙ステーションアマチュア無線で交信します”と書いてありました。
内容を確認しますと、ARISS(アリス)プロジェクト(Amateur Radio on the ISS)というものがあり、国際宇宙ステーションの宇宙飛行士とアマチュア無線を使って交信するというものでした。
松原高校の生徒が主体となって、本市の児童・生徒もメンバーに加えていただき、6月の中旬から2月14日の交信日まで、約8ヶ月間事前学習や準備をしてきたとのことでした。文面からも、子供達のこれまでの努力・想いというものが伝わり“ぜひ出席し、頑張っている子供達を応援したい”という気持ちで、昨夜は出席してまいりました。
夜の21時から行われ、21時05分にプロジェクトチームの岡本君の呼びかけに、応答があり、繋がった際には私も非常に感激しました。10分間という交信時間の制限がある中で、22人の児童・生徒の英語による質問が行われ、全てに答えていただきました。交信が繋がったこと・英語が通じたことも非常に素晴らしく、子供達の10分にかける想いが緊張した表情からも伝わり、私も非常に緊張した中で見守らせていただきました。また、天気が大雪に見舞われるといった状態でしたが、多くの保護者や関係者の皆さんに見守っていただきました。
一夜空け、興奮が冷めると改めて思いますが、地球から遥か彼方の宇宙と携帯電話で友達と話しているかのような、クリアーで聞き取りやすかった交信は正に『夢の世界』でした。参加した子供達が大人になったときには、科学も更に進んでおり宇宙がもっと身近なものになっている事でしょう。
“夢をもて”と言いながら、明るい話題が少ない現代社会の中で、宇宙規模での壮大な取り組みに、終わった時の子供達の誇らしげな顔が忘れられません!
このような素晴らしいプロジェクトを実施していただいた、松原高校プロジェクトチームの皆さん・実行委員会の方々をはじめ、アマチュア無線の皆さん・後援・協賛いただきました全ての方々へ感謝申し上げます!
未来の宇宙飛行士が松原から誕生する日を楽しみにしています!!
追伸、昨日は、人生で初めて色紙にサインを求められました。不慣れで誤字の連発に、ペンで消すといった対応で“辻君”大変失礼しました!


日本に50個しかないバッヂいただきました!