宮城県へ

昨年は、岩手県陸前高田市)へ義援金を届けました。そして今年は(4月4日・5日で)宮城県と鳴瀬第2中学校・野蒜小学校へ、災害見舞金・義援金を届けてまいりました。(残りの二県には県事務所を通じてお渡しします)
宮城県では、見舞金と市民から頂いた義援金を副知事へ直接お渡しし、出発前に本市在住の学生さんから預かった、この間集めていただいた貴重な義援金と思いをつづった手紙もお渡しすることできました。(大変感激しておられました!)
<副知事のお話しでは>
・現在の制度では、今まであったものを元の場所へというもので、現状の中ではほとんど対応できないものとなっている。
・災害復旧にかかる350の事業項目について、制度改善・事業創出計画を作成したが、その半分ほどしか認められておらず、本格復旧は正にこれからであるということ。
仮設住宅が約2万戸と、民間のアパートを仮設扱いして約2万5千戸で、人数で12万人以上の方が仮設暮らしである。
・ぜひ、これからも多くの方々に応援いただきたい。特に精神面(ソフト面)での支えが、これから必要となる。(ボランティアで来ていただいたなら、大阪弁で愉快に話していただきたい)
とのことでした。皆さん、これからも東北(被災地)の応援を続けてまいりましょう!!
また、鳴瀬第2中学校長・野蒜小学校長との話しでは、地震発生当時の状況を細かくお聞きすることができました。その時々で判断されたことや、この1年間きちっと子供たちに寄り添って頑張っていただいていることや、多くの方々の支えがあったこと等、とても一時間では足りないくらいの話しを聞くことが出来ました。
 学校内だけではなく、その一人ひとりの生活まで、1日24時間体制で見ているぐらいのご苦労が伝わってまいりました。
特に感銘を受けた言葉は『学校が地域を創る』の一言でした。“もう一度、学校を拠点に地域・まちを元気にしていく”という思いを強く感じました。
そこには“生きる力を教える先生”の姿がありました!
現状では学校現場などへの予算は、どうしてもきめ細やかにとはいきません。ぜひ、子供たちへの支援も広げていきたいと思います。