教育委員長の思い

教育長が学校長時代に保護者へ宛てたお便りを教育長就任後も、教育委員会の思いを各学校や先生方へ発信するために『教育長室より』として、毎月ホームページにて発信していただいております。そしてこの度は、教育委員を代表した、井村教育委員長の思いがホームページに掲載されております。
 昨日は、私が所属する(社)松原青年会議所が主催した、公開定例会にて教育問題(子供達の現状について)講演会・パネルディスカッションが行われました。パネラーはJC理事長・教育委員会学校教育部長・中学校長・PTA会長と、私もパネラーとして参加し、教育の課題について思いを述べてまいりました。
よく言われるのが「最近の子供は自分に自信がない。だから、夢や希望が持てない。」果たして、そうですかね!?僕にスポーツや芸術等で優秀な成績を報告するために、表敬に来てくれた子供たちの何と自信に溢れた事か!ようは、児童作品展や先日お話した『ぼっくりん』もそう。子供に自信がないとはっきりした理由が分かっているのなら、その自信をつけさせる機会を作ってあげるのが、我々大人の努めであり、教育です。
それぞれの立場で、教育現場の問題点を話していましたが、それぞれに課題も見えているようです。後は、問題解決のために動くだけです。現場もそう、PTAやJC、そして各種団体や地域のすばらしい取り組みを集結していくこと。点であるものを線に変えていくことが大切です。行政も教育も同じです。問題が分かっているなら、変えるだけ!理由が分かっていて変えないのは『怠慢であり税金の無駄遣い』です。もし、理由が分かっていないのであれば、それは『言い訳』です。
以前、井村さんから「子供が嫌いなら先生を辞めなさい」という言葉を聞きました。ハッキリしすぎた言葉ですが、僕はこの言葉が大好きです。『政治が嫌いならば、政治家を辞めればいい』『まちづくりが嫌いならば、公務員を辞めればいい』それぞれに志をもって、自分で選んだ道であるはずです。
 最後にはっきりと申し上げましたが『我々が言い訳をせず、一つ一つ問題を改め・変えていけば教育も子供達の環境も変わります!!』