未来の子供(宝)達に『感動』と『地域への誇り』を届けたい!!

「子供が変われば大人も地域も変わる」この言葉を聞いて、一瞬鳥肌が立ったのを鮮明に覚えています。僕が平田大一さんに、始めて会ったのが昨年末のことでした。始めて会ったとは思えない、親しみやすさとエネルギーに満ち溢れた方でした。挨拶も程々に、いつの間にやら食事もほったらかしで、教育・子供の話に突入しておりました。前舞台の『現代版組踊・肝高の阿麻和利』を鑑賞後、失礼な質問をしました。「大自然に恵まれた沖縄で、問題を抱えた子はそんなにいないのでは?」と尋ねました。「そんなことはない。沖縄は大阪に次ぐ離婚率が非常に高い県。色々と問題を抱えた子供が沢山いる」との事でした。そういった色々な問題を抱えた子が、舞台を通じて変わっていった様をお話しいただきました。この舞台から育っていった子供達の夢は、芸能関係の仕事に就く事ではなく、人の役に立つ仕事に就く事だそうです。舞台をやるには、スタッフと何よりお金が掛かります。ですから、周りの支えてくれる人達への感謝の気持ちと、チケットを買ってくれたお客さんへの感謝の気持ちを人一倍皆が持っています。だから、卒業後も後輩のため・地域のために頑張り、将来は社会のために働いてくれます。思わず『これだ!松原の子供達にも体験させてあげたい!』そう思いました。早速次の日には、平田さんの話を職員にしていました。平田さんの講演を聞いた職員も、僕と同じく『これだ!』となり、平田さんのファンになっていました。
私が所属する松原JCでも、青少年の問題に取り組んでいます。「子供を変えるにはまず大人が変わらないといけませんね?何かいい方法は?」との問いに、平田さんから一言。「子供が変われば大人も変わりますよ!」「うちの子供達の中には、1年で止める子もいる。島から船に乗って何時間もかけて来る子がいる。親が練習に付き合うのも嫌がるし、何より時間もお金もかかる。しかし、それで止める子は情熱が足らなかっただけ。本気になって親に“やりたい”情熱をぶつければ、親は付き合ってくれる。だから『子供が変われば大人も変わる!』です。子供達に、この感動を味わってもらいたい!地域への誇りをもってもらいたい!そして、来年からは松原版の舞台を子供達の手で、地域の手で育てて欲しい!
8月10日(火)沖縄の子供達が舞台『鬼鷲・琉球尚巴志伝』を引っ提げて松原の地にやって来ます!皆さんのご来場を心よりお待ちしております。ぜひ、教育・地域・子供達の問題に取り組んでいる皆様には、知人・ご家族・お子さん・お孫さんお誘いの上ご来場ください!そして、本市の職員・学校の先生もぜひ参加を!<詳細は松原市ホームページ及び文化会館072-336-5755まで>