市制施行55周年記念『鬼鷲・琉球王尚巴志伝』

先日ブログにも掲載いたしました、沖縄の歴史に伝統芸能である組踊を取り入れたミュージカル『鬼鷲・琉球尚巴志伝』が、8月10日(火)松原市文化会館にて公演されます。
公演に先立ちまして、25日には当日沖縄の子達と共演してくれる、松原の子供達(中・高生)を対象にワークショップが開催されました。脚本・演出の平田大一さんも参加いただき、松原っ子に講演・当日のダンスの練習指導を行っていただきました。
初めは皆、恥ずかしそうにしていましたが、平田さんの話し・踊りに見る見るうちに引き込まれていました。舞台を通じての話しの中で「歴史・地域を知ることは地域を愛する事にも繋がる」「地域で育ててもらった子供が、次の世代を変える・育てていく」とおっしゃいました。難しい話のようでしたが、後ろから様子を見ていると、何か子供達の心にも通じるものがあったように見えました。公演のDVDの中で公演を終えた子供達が、皆にお礼を言っているシーンがありました。「お父さん・お母さんありがとうございました」「スタッフの皆さん・応援してくれた方々・・・チケットを買ってくれた方々・全ての皆さんありがとうございました」です。数分のシーンでしたが、本気の舞台と演じきった後の全ての支えてくれた方々へのお礼の気持ちを見ただけで、この舞台の素晴らしさが分かります。子供達の目つきも変わりました。
平田さんから帰りに一言「これからですよ、子供の目が変わっていくのは」「その時の子供達を見てください。変わっていますから!」
何かに打ち込んでいる子供を見ると、こちらまで熱くなってきます!やっぱり、良いですよね〜こういった場こそが今の子供達には必要なのだと思います。