産業振興

この間、色々な市に寄せていただいております。『町並みが素晴らしいな』『鉄道網が発達しているな』『大学や学校が多く賑やかだな』と、色々な特徴が見られます。同時に、どうしても松原市との違いを探してしまいます。
突然ですが、本市の法人市民税収入は平成20年度で8億8千万円でしたが、21年度では7億7千万円と約1億1千万円の減収となっております。昨今の経済・社会状況からも年々減少傾向ですが、他市に比べても府下で41市町村中(住民一人当たりの額・政令市を除く)26位と、真ん中より低いといった市だということが言えます。
しかし本市の特性を考えると、市のポテンシャルというものをこれまでは、まったく活かせていなかったのも事実。企業を誘致するという発想が無く、実際に誘致する条件整備すら成されていなかった。
毎年、安定的な税収があれば、今までにないまちづくりや・将来に対しての基金への積み立ても可能ですし、何よりその税収は市民に還元されます。将来に維持可能な行政経営を確立するためにも、新たなまちづくりに一歩踏み出さなければなりません。
平成26年には、阪神高速大和川線が開通いたします。私が常々申し上げております、本市は近畿2府4県の中で、どこの市よりも交通の便が優れた地であります。北に阪神高速大和川線もまもなく開通)・南に阪和道・東に近畿道、西名阪と、渋滞等が無ければ松原からは、近畿のどの府・県にも1時間も掛からずに到着可能です。これだけ地の利に優れた土地はありません。おそらく近畿一(イチ)、いやいや全国でもトップクラスであると言えます。
本年度より、大阪府からの職員にも来ていただきました。第4次総合計画にも、土地の有効利用によるまちづくりも盛り込んでおります。将来を見据えた中で、いよいよ企業誘致に本格的に取り組んでまいります。
府下で初となる、日本一安心安全のまちを目指した『セーフコミュニティ』の認証取得もそう!全部署・全職員が一丸となって動かなければ、松原市の更なる発展はない!!
市内事業者をはじめ市民の皆様には、宜しくご理解・ご協力を賜りますようお願い申し上げます。また、産業振興につきまして、何なりとご意見・ご要望もいただきたいとい思います。