災害時における物資調達

今日は、セッツカートン株式会社さんと本市による『災害時における物資調達に関する協定』を締結いたしました。
協定内容としては、テレビや新聞でも取り上げられ被災地でも大活躍の『段ボール製の簡易ベッド・間仕切りボード』を災害時に物資提供していただくというものです。
 段ボールなので、持ち運びに便利で大量に搬送ができ、内部に収納が可能となっています。しかもコストも安く、段ボールとはいえ非常に頑丈で、大人が飛び跳ねても大丈夫でした。
 雑魚寝では粉塵やほこりを吸いやすく、衛生的にも環境的にも安眠できません。また、お年寄り等は足腰が弱り、寝たきりになる恐れもあります。同じ姿勢が長く続き、トイレを控えるあまりに水分を補給しなければ『エコノミー症候群』を発症する可能性もあり、この簡易ベッドは二次被害を防ぐ効果もあります。
 我々が普段から準備しておくことは、災害時に『如何に被害を受けないか?』そして、被害にあった場合には『如何にして被害を最小限に抑えるか?』だと思います。そういった意味では、この間色々な備えとして多くの協力協定を結んでまいりましたが、今回の協定も万が一に備えての『安心・安全』への取り組みの一つであると確信しております。