卒業式

29日(水)は本市の西大塚地域にある、大塚高校の卒業式に出席してまいりました。松原市の市長としては初の出席となりましたが、2つの事から参加を決めました。1つは、市内・市外を問わず、縁あって3年間松原市にある高校に通った生徒さんは、間違いなく松原市民です。ですから、315名の全卒業生に、松原を代表してお祝いを申し上げたかった。
2つ目に、あの震災から1年が経とうとしていますが、卒業を迎えられた事への幸せを噛み締めてほしかったからです。『今あるものへの感謝の気持ちを忘れず、家へ帰ったら親に自分の口で感謝の言葉を述べてほしい』と申し上げました。
何より、この間『まつばらがんばる市民応援基金』の常連である、全国レベルのクラブの皆さんや、周年事業でお世話になったダンス部の皆さん・市の催し等でボランティアとしてお手伝いいただいた方々、更にはこの間多くの卒業生が松原市へ入庁しておることからも、大塚とは色々な縁があります。
閉式前の校歌斉唱で涙する生徒を見て、色々な思い出があったのだと思われますが、特に学校への愛着というものを強く感じました。
退場の際、クラスごとにサプライズとして、担任の先生にお礼の言葉を若い生徒さんなりに伝えていました。中には、保護者へ向かってお礼を言うクラスもありました。生徒も先生も目に涙を浮かべ、我々来賓側も思わずもらい泣きでした。
正に『教師冥利に尽きる』とはこのことでしょう!すばらしい卒業式でした!
大塚高校27期生の皆さん『卒業おめでとう!!』これからの皆さんの活躍をお祈りいたします。